夜更かしが続く20230604

夜更かしが続いている。

その理由はU-20ワールドカップを見るため。久しぶりに真剣にサッカーを見ている。この大会、本当はインドネシアで行われる予定だったのが、すったもんだがあってアルゼンチン開催になってしまった。そのせいで、日本からの観戦は厳しい時間帯になっている。

 

高校生くらいの時は、夜中というか明け方ごろまで土日はサッカーを見ていた。

当時、ケーブルテレビに加入していて、スペインリーグをよく見ていた。特に、「スーペル・デポル」と呼ばれていたデポルティボ・ラ・コルーニャが贔屓のチームだった。

 

サッカー観戦になくてはならない実況と解説。当時のサッカー中継では、いろんな実況と解説のスタンスがあることも教えてくれた。当時からすでに名物だった倉敷保雄金子達仁のコンビは、地上波にはない玄人の香りがしてお気に入りだった。あのコンビの中継を見ていた人は、今でもチャンスを外したら「ウィーーー!」って言っちゃうんじゃないかな。

 

そんな倉敷さんが、今回の大会でも実況をしていて、相変わらずな実況の調子で懐かしくなった。ついつい中継を見てしまうのは、その影響もあると思う。ところで、金子さんは何してるんだろう?日本にいるのかな?

 

もう当時見ていた選手たちの子供が、選手として一人前の年齢になっている。バルセロナにいた、オランダ代表のクライファートっていう選手が好きだったのだけど、彼の4男がオランダのユース代表で、来日しているそう。クライファート自身は、典型的なセンターフォワードって感じだったけど、子供さんたちは小柄なウインガータイプみたい。体格はお母さんに似たんだろうか?

 

ヨーロッパサッカーを見ていると、自然とその国の歴史とかを知ることができる。ヨーロッパを知れば、そこから旧植民地の地域へ興味が向かう。アフリカや南米、カリブの国々・・・クライファートキュラソーにルーツがあって、キュラソーなんてサッカーを見てなければ一生知ることはなかっただろう。

 

キュラソーカリブ海と言っても、ほとんど南米大陸に近いのだけれど、オランダの植民地として統治された島国。キュラソーとオランダの関係、戦時中にはユダヤ人へのビザ発行でキュラソーが利用された、とかいろいろドラマがあるものだ。

 

余談だけど、どうしてFIFAの大会ソングみたいなのは、The White Stripesの「Seven Nation Army」なんだろう?もう何年前の曲よって感じだけど、いまだに使われてる不思議。

 

そんな感じで、久しぶりにサッカー熱が高まった最近なのでした。