管理組合はツラいよ

「管理組合はツラいよ」というタイトルだけで下書きを残していたら、ちょうどNHK

クローズアップ現代』でタイムリーな特集が

 

“老いるマンション” 老朽化と高齢化にどう備えるか 解決策は

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4714/

私が住んでいるマンションも築30年を越えています。

この度、そんなマンションの管理組合の監事に選ばれてしまいました。

 

断るためには8万円払わないといけないそうで、ものは試しと監事になってみましたが想像以上に大変です。

もっとほのぼのとしたものを想像していたのですが、割とピリピリした雰囲気です。

 

うちのマンションは、地場の企業が社宅に利用している部屋が何戸かあるので、住民の年齢はそこまで極端に上がっている様子はありません。高齢化というのはそれほど進んでいない印象です。

学校とかも近いので、定期的に小さなお子さんのいるご家庭が入居されています。

 

しかし、施設面での老朽化はやはり進んでいて、改修工事が必要です(NHKで取材されるほどボロボロではないですが)。

この改修工事は大規模なものだと、12~3年おきにするそうなんですが、すでに2045年までの大規模改修工事の予算が出ています。

その予算は数億円規模で組まれてあって、ちょっと身近には実感の湧かない数字です。

 

しかし、この予算に今の管理費では絶対に足りない!そうです。

以前からこの問題は話し合われてきたのですが、後回しにされ続けてきたとのこと。

なんでも管理費が将来的には今の3倍くらいまで上げる必要があるそうです。

う〜ん、日本の縮図を見た気がします。

 

また、若い住民の方はいるんですが、管理組合監事の平均年齢は非常に高いです。

土日に、定期で会議に出席できる人ってなるとそうなっちゃうのかな。

これも、2045年まで住んでいそうな人たちの意見が反映されないなぁと思ったり。

 

それはそれとして、この改修工事予算案と管理費の値上げ案を年明けの総会で通す必要があります。正直、えらい時期に監事になってしまったなぁと思います。

 

どういうふうに他の住民の方に納得して、賛成してもらえるか。

ああ、管理組合はツラいよ・・・