√ ってなに?
妻が職業訓練(正式には公的職業訓練)の試験を受けることになりました。
彼女の今の職場はホテルなのですが、かなり負担が大きかったようで、今月末で退職になります。
職業訓練はものによっては試験があります。
妻の受けたい職業訓練にも試験があって、科目は数学と国語です。
その筆記試験+面接で合否が決まります。
筆記試験の過去問を見てみると、まぁ国語はいけるかなという感じ。
問題は数学です。
高校レベルの数学ということですが、正直勉強が苦手っだった妻にはだいぶ難しいようです。
実際、合格者の正答率ってどのくらいなんでしょう?
数学は因数分解や連立方程式、図形問題などが出題されています。
分数問題でもヒーヒー言っている妻にとってはかなり難しそう。
まぁ私も数学は苦手だったので、苦手同士で答えを見ながら練習問題を解いています。
そして大きな問題は√(平方根)です。
これをどのように説明したらいいでしょう?
二乗すると√ の中の数字になる・・・
ぐらいの説明が私の限界です。√ の入った計算は説明できるんですが。
そもそも√ って何?って話になると難しい。
無理数を表現するための便宜的な記号というのが、妻はうまく納得できないようです。
確かに無限に続く数字がパッと一つの記号で表現されるって、魔法みたいで不思議といえば不思議。
円周率をπで表すような感じですね。
数学っていうとカチッと答えが出るような印象ですが、一方で「わかんないところは記号で置き換えちゃおう」みたいな柔らかさもあります。
その硬さと柔らかさが面白いところでもあり、わかりにくいところでもあるのでしょう。
とはいえ、もう試験まですぐなので、そんな理屈の説明は置いておいて、計算だけをひたすら練習している毎日です。
とりあえず最初の試験で合格するのは難しいのかなぁと覚悟をして、場慣れのつもりで受験してきてほしいです。