癒しのパン作り
ストレスへの対処法って人によっていろいろあるかと思います。
私は、ストレスを感じた時にパンをよく作るようになりました。
なので、ストレス対策としてのパン作りを語りたい。
料理は芸術と同じく自己表現だと思っています。
ですから、「男女問わず(簡単なものでもいいから)料理をするべき!面白いから」、と私は声を大にして言いたいです。
そして自己表現というのは癒しなのです。
その料理の中でも、特にパンを作るのは本当に癒されます。
なぜパン作りは癒されるのか?
主に3つ理由があると思います。
①手でこねる
②生地が成長する
③美味しい
まずは①手でこねること。
料理は手作業な部分が多いですが、包丁であったり、火であったりいろいろ道具を使います。しかし、こねるという作業は道具も使わず、己の力で材料を変化させていくという作業です。
これが面白い。
こねていくことで、材料の中でたくさんの化学変化が起こります。
初めは粉だった生地に徐々に粘りが出てきて、パン生地らしくなってくるのです。
この変化を手を通じて肌で感じながら、多少寒くても汗ばんでくるぐらい自分の体も温まっていることを感じます。私の体も変化していくのです。
ちょっとしたスポーツをやっている気分になります。
そして、だんだんと生地と私が一体になっていく感覚。陶芸をやっている感覚に近い気がします。
そして②生地が成長する
個人的にこれが一番の癒されポイントです。食材が生きているんだと実感できます。
こねた生地をいったん休ませて、発酵させるのですが、この発酵させることで生地が大きく膨らみます。ホントに大きくなるんですよ!
料理って基本的に肉類も野菜も、切り分けたり火を通したりして細かくしていく作業が多いです。
パン作りはその逆。食材を成長させます。
あぁ菌が働いているんだなぁと愛おしくなってきます。気分はナウシカです。
独特な酵母の匂いもしてきます。
やっぱり③美味しいのは大事。
分量さえ守れば、そんなに難しいことをしなくても美味しいパンは作ることができます。
材料を混ぜてこねて焼くだけなので。
パンの美味しさのポイントは、材料や作り方よりも焼き立てを食べること!
自分で作れば、焼きたてのパンを味わうことができますよ。
というわけで、パン作りの魅力を簡単に語ってみました。
陶芸のようなスポーツのような料理のような、たくさんの魅力が詰まっています!
これを読んだ人が、パン作りを始めてくれたら嬉しいです。